事件

【調査】鹿児島市電の脱線理由は〇〇だった?約1200人に影響の交通混乱

2023年5月1日午後7時頃に鹿児島市電が「脱線する事件」が起こっていました。

帰宅時間に起きたため、自宅へ帰ろうとしていた約1200人に影響が出たと報道されています。

今回の記事では

・鹿児島市電の脱線事件について
・鹿児島市電の脱線理由は?
・怪我人やその後の対応について

などについて調査していきます。

鹿児島市電の脱線事件の報道内容

引用:MBS 南日本放送
引用:MBS 南日本放送
引用:MBS 南日本放送

鹿児島市の郡元電停近くの交差点で5月1日夜、市電が脱線し、一部区間が終電まで運転見合わせとなりました。

復旧は2日朝までに完了しましたが、帰宅する人も多い時間に発生したため、およそ1200人に影響が出ました。

市電は、4月26日にも走行中にギアが入らなくなる故障が起きるなど、トラブルが続いていて、下鶴市長は2日の定例会見で謝罪しました。

MBS 南日本放送

4月26日にも走行中にギアが入らなくなる故障が起きるトラブルが発生していました。

5月1日の夜に事件発生しましたが、翌日2日は復旧することができています。

この点については、素早く解決することができたので、生活への支障は最低限に抑えられたと言えるでしょう。

鹿児島市電の脱線理由は?

鹿児島市交通局は、1日夜の脱線は運転士が信号を見落とし、線路のポイントが自動的に切り替わる前に電車を前進させたのが原因とみています。51歳の男性運転士は、まだ経験5か月でした。

(鹿児島市交通局電車事業課 中江智次課長)
「軌道信号の確認をせずに発車したことによるヒューマンエラーにより脱線した。

再発防止としては車両整備はもちろんのこと、運転士に対しても個別・集団の研修をして、引き続き、安心安全な運行に努めてまいりたい」

MBS 南日本放送

鹿児島市電の脱線した理由は「運転士による信号の見落とし」であることが分かりました。

運転士は51歳の男性で「経験5ヶ月」と報道されているため、経験年数が浅かったようです。

しかし、5ヶ月目で市電を運転することができているため、鹿児島市の基準としてはクリアしていたのでしょう。

市民の生活に影響する市電なので、1年くらいは研修期間があっても良いのではないでしょうか。

怪我人やその後の対応について

乗客25人と運転士1人にけがはありませんでしたが、事故の影響で、脱線直後から終電まで郡元と谷山の間は運転見合わせに。バスによる代替輸送も行われましたが、およそ1200人に影響が出ました。

MBS 南日本放送

乗客と運転士に怪我はなかったようです。脱線をしたときの衝撃はかなり強かったでしょう。

そのため、怪我人がでる事件とならなくて良かったです。

当日はバスによる「代替輸送」をしているので、利用客への対応としては良いでしょう。

しかし、一部の報道では「バス利用による説明がなかった」と報道されていました。

市電ということもありますが、市民への周知が遅れていた可能性がありそうです。

最後までお読みいただきありがとうございました。