希望世界エルスとは

希望世界エルスとは、我々の住む日本の鏡面上にある異世界、異空間における大地だと考えられる。
地形的には日本と同一だったようだが、過去に発生した絶技大戦により、大地の一部は大きく抉られ海となり、平野に複雑な山谷が生まれ、その姿を大きく変えている。
環境的には自然が多く、牧歌的だが、大戦中に放たれた魔法兵器である「戦闘騎」が、現在でも活動を継続し、領土に立ち入るものを虐殺し続けている。
時に移動するその領土は人々にとって大いなる脅威であり、恐怖の対象となった。

戦争に生き残った人々は戦闘騎から逃げるように各地で集落をつくり、交流は断絶され、細々と生活を送っている。

その最中、いかなる理由かは不明だが、希望世界エルス各地には我々の日本と映像と声だけが交換できる"窓"が発見され、"窓"を通じて日本の知識や知恵、住人との交流が盛んに行われている。
交流の際には、地図上の座標は同一のため、日本の地名を使用しており、交流における中心人物には、その地名を冠し、交流の起点とすることもあった。

"窓"は、人の集まるところ、情報が集まるところに開く傾向があると考えられている。

現在、"窓"は日本の高速道路のサービスエリア付近に多く確認されている。
しかし、"窓"はただ覗き込み、会話をするためだけのもので、世界を行き来することはもちろん、物品を受け取ることはできない。

触れることのできない異世界。このおとぎ話のような世界を信じるものだけに"窓"は開き、交流できるとも言われている。